今回の記事は「立証:月曜日は最悪の気分」という内容です。さていったいどういう内容なのでしょうか。
今回の記事の音声です。まずは音声を聴いてみて下さい。
This data is more dependable than government data and can be used in serious policymaking.
このデータは政府のデータよりも信頼できるものであり、重要な政策立案に使用することができる。
Hedonometerとは?
世界中に満ち溢れる言葉のビッグデータを分析して、世界全体の気分、すなわち幸福か憂鬱かを図るという一つの尺度のこと。使用された言葉からHedonometerを作るとすると言葉の持つ気分の分析が必要になります。
今回、ポッドキャストで登場したバーモント大学コンプレックス・システム・センターからの論文は、このための精密な分析ツール開発を行うと同時に、言葉が使われる社会の傾向を調べようとした研究で米国アカデミー紀要に掲載されたものです。
タイトルは「Human language reveals a universal positivity bias(言語から人間が普遍的に持つ陽性的傾向がわかる)」。まずこの研究が取り組んだのは、グーグルBook Projectや、Web Crowl, ツイッター、映画やテレビの字幕、新聞などから10の言語の中から10万語を抜き出し、それぞれの単語を50人の人に1−9段階(悲しい、憂鬱から幸福まで)に分類するという手法を用いています。。
バーモント大学コンプレックス・システム・センターが行ったツイッター上での幸せな人々の分析によって、月曜日が最悪の気分になるということが立証された。
研究者たちは、ツイートの形式で2008年からデータを収集した。結論を出すために約5千万のツイッター投稿が毎日分析された。サンプルは、バーモント大学の「ヘドノメーター」によって集められた。
10,000語以上の頻繁に使用される言葉が、1から9の基準で採点された。これが、週の特定な日に、使用者の幸せのレベルを示すために使った言葉であると識別しやすくした。
このデータは政府のデータよりも信頼できるものであり、重要な政策立案に使用することができる。
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